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Rubyでできること5つをわかりやすく解説!できないことってあるの?
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![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2020/09/今井様.jpg)
この記事ではRubyでできることについて解説します!
Rubyは、Webアプリケーションを作るのに適したのプログラミング言語で、日本人が開発したことでも有名です。
そのため、他の言語と比べて日本語のリファレンス(解説)が豊富で学びやすい言語となっています。
この記事では、Rubyについて下記の4点を紹介します。
初心者でも学びやすい言語のRubyについて詳しく見ていきましょう!
- Rubyは日本人が開発した言語なので非常に学びやすい
- Webアプリ開発・APIサーバー・スクレイピング・ゲーム開発などが可能
- Rubyは書きやすく、読みやすく、生産性が高い(開発工数はJavaの1/5、コード量は1/2とも言われている)ため開発現場でも人気のある言語
- Rubyを学ぶなら現役エンジニアのコードレビューが人気なPOTEPANCAMPがおすすめ
Rubyとは?日本人が開発した!?
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Rubyは、1995年に日本人のまつもとひろゆき氏(通称Matz)さんが開発したプログラミング言語です。
ほとんどのプログラミング言語が英語圏で作られているので、日本製というのは珍しい点ですね。
また、Rubyは、日本で開発されたプログラミング言語で初めて、国際電気標準会議(IEC)で国際規格に認証されたプログラミング言語です。
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2020/09/今井様.jpg)
Rubyの大きな特徴の一つとして、有名なWebアプリ用のフレームワーク「Ruby on Rails」の存在があります。
「Ruby on Rails」を使えば、とても簡単にWebアプリを作成することができるため、Webアプリ開発を学びたい方にオススメのプログラミング言語です。
さらに、Rubyは日本人が開発した言語ということもあり、日本語の参考書やリファレンスが豊富です。
なので、分からないことがあったときも日本語で調べやすいというメリットがあります!
Rubyでできること5つ!
Webアプリ開発で有名なRubyですが、ほかにもできることはたくさんあります。
- Webアプリ開発
- APIサーバー
- スクレイピング
- ゲーム開発
- 組み込み・IoT開発
それぞれ詳しく見ていきましょう!
Webアプリ開発
Rubyの大得意な分野は「Webアプリ開発」でしょう。
さまざまなサービスに使われているので、いくつか具体例ともに見ていきましょう。
クックパッド
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クックパッドはユーザー投稿型レシピサイトです。
ユーザーが料理のレシピの投稿を行い、レシピを知りたい人が検索してレシピを見ることができます。
実際にクックパッドは、Rubyとそのフレームワーク「Ruby on Rails」を使って開発されています。
そのため、Rubyではクックパッドのようなユーザー投稿型レシピサイトの開発が可能ということです!
Airbnb
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宿泊・民泊サービスのAirbnbは泊まりたい人と泊めたい人をマッチングするWebサービスです。
旅行時などに利用した読者さんもいらっしゃるのではないでしょうか?
世界的にユーザー数が多いWebサービスも、Rubyでできています。
hulu
![](https://img.happyon.jp/j31p7JnZ/common/masthead_default.jpg?size=1200x630)
動画配信サービス「hulu」もRubyで出来ています。
Huluは定額で映像が見放題というサービスをいち早く提供し始めた業界の先駆者ともいえる存在です。
Rubyを使えば新しいビジネスモデルのサービスをいち早く開発できる事例と言えます。
食べログ
![](https://tabelog.com/images/rst/area/icon_fb_tabelog.gif)
飲食店の口コミ情報を検索できる食べログもRubyで出来ています。
全国の飲食店とユーザーから大量の情報を管理して、サービスを提供しています。
情報の管理も得意なRubyの強みが生きているサービスです。
2007年頃にRuby on Railsを採用してフルリニューアルを行いました。
クラウドワークス
![](https://cw-assets.s3.amazonaws.com/images/logomark.png)
日本最大のクラウドソーシングサービス「クラウドワークス」もRubyで出来ています。
クラウドワークスは、フリーランスや副業を希望する人と、仕事の依頼主とを繋いでくれるサービスです。
お仕事にかかわるサービスにもRubyが使われているのですね。
APIサーバー
APIサーバーとは、APIという機能を提供するサーバーです。
簡単に言うと、APIとはサービスの一部機能を提供してくれるような存在です。
例えば、Google Maps APIを使えば、自分のサイトでGoogle Mapの地図を表示できたりします。
要は、一部機能を外部から使うための窓口のようなものです。
詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2020/03/APIとは-382x215.jpg)
そしてAPIサーバーとは、その名の通りAPIを提供するサーバーのことです。
Rubyは、このような外部向けにAPIを提供するAPIサーバーを作るのにも向いています。
その理由として、Ruby on RailsのRails5から追加された、WebAPIに特化したアプリを構築するための機能(API mode)などが挙げられます。
スクレイピング
スクレイピングとはWeb上にある、欲しい情報をピックアップするための技術です。
Web上の情報を定量に見て、手作業でひとつずつコピー&ペーストするのには大変な手間がかかります。
そういうときに、スクレイピング技術を使えば、素早く必要な情報を集めることができます。
Rubyでは、スクレイピングのためにNokogiriと言うパッケージが提供されています。
これを使えば、初心者でも比較的簡単にスクレイピングが出来るでしょう。
ゲーム開発
ゲーム開発はC/C++、C#、JavaScriptといった言語のイメージが強いですが、Rubyでも開発ができます。
Rubyには、gosuやDXRubyやNanoGLなどのゲーム開発に適したライブラリがあり、アクションゲームやRPGゲームなど、作りたいジャンルのゲームが作れます!
組み込み・IoT開発
RubyはWebアプリ開発のイメージが強く、組み込み・IoT開発には適していないと思われがちです。
しかし、Rubyを拡張した言語「mruby」の登場により、組み込み・IoT開発に使えるようになりました。
mrubyは"Rubyの良さを組み込みに"を合言葉に開発された言語です。
組み込み・IoT開発を勉強してみたいけど、簡単な言語から触れたいという方は、Rubyを試してみるのもありかもしれませんね。
Rubyでできないことって何?苦手な分野を解説!
RubyはWebアプリケーション開発を中心に様々な機能を実装するパッケージが揃っていますが、苦手なこと(他の言語の方が得意なこと)もあります。
- 機械学習・データ分析
- スマホアプリ開発
- デスクトップアプリ開発
- フロントエンド開発
それぞれ詳しく見ていきましょう!
機械学習・データ分析
Rubyは機械学習やデータ分析があまり得意ではないです。
機械学習やデータ分析をしたい方はPythonがオススメです!
Pythonについて詳しく知りたい方は下記の記事を参考にしてみてください!
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2020/11/Pythonのできること-382x215.jpg)
スマホアプリ開発
Rubyは元々Webアプリを開発するために作られた言語なので、スマホのアプリ開発は苦手です。
スマホアプリを開発する場合はSwiftやKotlin、Javaなどの言語を利用した方が良いでしょう。
Javaについて詳しく知りたい方は下記のページを参考にしてみてください!
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2019/08/プログラミング言語__Java-382x215.jpg)
デスクトップアプリ開発
Rubyはデスクトップアプリの開発も苦手です。
デスクトップアプリとはコンピュータのデスクトップ環境で動作するアプリケーションのことです。
例えば、Windowsについているメモ帳やペイントなどはデスクトップアプリです。
デスクトップアプリの開発を行う場合は、Ruby以外の言語を使ったほうが無難です。
WindowsならC#、MacならSwiftがオススメです。
フロントエンド開発
Rubyは基本的には入力内容の処理や保存などを行うバックエンドを担当する言語です。
Webサイトのデザインやアニメーションなどの、ユーザーの目に触れる部分(フロントエンド)の開発はできません。
フロントエンドの開発をしたい場合は、HTML/CSSなどのマークアップ言語やブラウザ上で動くJavaScriptなどを利用しましょう。
フロントエンドとバックエンドの違いについて知りたい方は下記のリンクを参照してください!
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2018/12/フロントエンドとバックエンド-382x215.jpg)
Rubyの需要
Rubyは書きやすく、読みやすく、さらに生産性が高い(開発工数はJavaの1/5、コード量は1/2とも言われている)ため開発現場でも人気のある言語です。
なので今後も開発言語としての需要は残り続けると予想されます。
レバテックフリーランスの案件数では以下のような案件数です。
![](https://jpazamu.com/wp-content/uploads/2021/05/レバテックフリーランス-812x326.jpg)
プログラミング言語 | 案件数 | 単価 | 平均単価 |
---|---|---|---|
Java | 8,314件 | 30~165万円 | 68万円 |
JavaScript | 5,903件 | 25~145万円 | 71万円 |
PHP | 5,258件 | 23~165万円 | 72万円 |
C# | 2,550件 | 25~165万円 | 67万円 |
Python | 2,489件 | 25~145万円 | 76万円 |
Ruby | 2,090件 | 39~145万円 | 80万円 |
TypeScript | 1,377件 | 35~145万円 | 78万円 |
Swift | 1,342件 | 40~125万円 | 79万円 |
C++ | 1,242件 | 40~125万円 | 70万円 |
Go | 1,162件 | 24~145万円 | 81万円 |
Kotlin | 924件 | 42~125万円 | 81万円 |
C言語 | 874件 | 40~115万円 | 66万円 |
最新のプログラミング言語人気ランキングでは、以下のような順位に位置しています。
Rubyでできることのまとめ
この記事ではRubyの説明とRubyにできること、苦手なことについてまとめました。
- Webアプリ開発
- APIサーバー
- スクレイピング
- ゲーム開発
- 組み込み・IoT開発
- 機械学習・データ分析
- スマホアプリ開発
- デスクトップアプリ開発
- フロントエンド開発
数ある言語の中でもRubyは初学者が学びやすい言語です。
なので、最初にどのプログラミング言語から学習しようか迷っている方にとって、Rubyは有力な選択肢になると思います!
ぜひRubyやRuby on Railsが提供しているパッケージの機能をフル活用して、サービスやシステムの開発をしていきましょう!
以上「Rubyでできること5つをわかりやすく解説!できないことってあるの?」でした!
![](https://webpia.jp/wp-content/uploads/2020/09/今井様.jpg)