JavaScriptで何ができる?できること9個とできないこと3個をそれぞれ紹介!
こんにちは!
今井(@ima_maru)です。
これからプログラミングを学ぼうと色々調べている方は、「JavaScript」という言語をご存知かもしれません。
このJavaScriptは、Web系の開発をするにあたって必要不可欠な存在で、汎用性が非常に高い言語です。
本記事ではそんなJavaScriptについて詳しくまとめました。
それでは見ていきましょう。
- JavaScriptはWeb開発分野で必ずと言って良いほど使われる言語
- JavaScriptでできることは非常に多いが苦手なこともある
- JavaScriptの欠点は処理速度が若干遅いこと(補うことは可能)
- JavaScriptを学ぶならWeb開発を一緒に学べるCOACHTECHがおすすめ
JavaScriptとは?
JavaScriptは1995年に登場し、今も現役で活躍しているプログラミング言語です。
これだけ長きに渡り活躍している言語は珍しいと言えますね。
JavaScriptはWeb開発には欠かせないプログラミング言語
JavaScriptは、「Web開発分野で必ずと言って良いほど使われるプログラミング言語」です。
というのも、※Webブラウザ上で動くプログラミング言語として完全に代替されることがないため、高度なアニメーションや非同期処理など、クライアントサイドで行う処理を書くために必要不可欠な存在なのです。
もちろん一切JavaScriptに触れないで開発や制作を行うこともできますが、その裏ではJavaScriptのコードが生成されていることも理解しておかなくてはいけません。
カスタマイズするなら、必ずこのJavaScriptのコードに触れることになるでしょう。
※JavaScriptを生成するためのAltJSという代替言語やWebブラウザ上で動くWebAsseblyなどはあります
JavaとJavaScriptの違い?全く別のプログラミング言語なので注意しましょう
ちなみに「Java」というプログラミング言語もありますが、今回紹介する「JavaScript」とは別物なので注意しましょう。
具体的に、JavaScriptがWeb開発分野でどう使われているか、次の項目から見ていきましょう。
JavaScriptでできること
JavaScriptは非常に汎用性が高いプログラミング言語でできることが多いです。
具体的には以下のようなことができます。
- Web制作/デザイン
- Webアプリ開発
- スマホアプリ開発
- デスクトップアプリ開発
- ゲーム開発
- Googleスプレッドシートの拡張
- Google Chromeの拡張機能の開発
- Adobe Illustratorの拡張機能の開発
- スクレイピング
それぞれ詳しく見ていきましょう。
できること①:Web制作/デザイン
JavaScriptでできることの例として最も有名なのが、「Web制作/デザイン」です。
Web制作とは、WebサイトやLP(ランディングページ)の制作といったことを指します。
要はホームページの作成/デザインとかですね!
JavaScriptは、Webページの見た目を左右する三大要素「HTML」「CSS」「JavaScript」の1つで、Webページを作成するには絶対に欠かせない言語です。
JavaScriptを直接触らない方法として「WordPress」と使ったWeb制作も有名です。
その方法と比較すると、JavaScriptでのWeb制作はカスタマイズ性が高く、よりデザインに力を入れたい場合や高速化を図りたい場合などで活躍します。
例えば、有名な企業のホームページや期間限定のサービス紹介ページ、アニメーションが派手なWebページといったようなサイトはJavaScriptを使って制作されることが多いです。
Web制作方法 | 特徴 |
---|---|
JavaScriptを使ったWeb制作 | カスタマイズ性が高い・高速・高度な処理ができる |
WordPressを使ったWeb制作 | 手軽・メンテナンスがしやすい・テーマが統一できる |
JavaScriptのデザイン性が強い理由としては、ツールなどの枠組みにとらわれずWebページをカスタマイズできるからというのが大きいでしょう。
こういったWeb制作をしたりやWebページの見た目を整えたりするのは「フロントエンドエンジニア」という職業で、JavaScriptはそれを目指すのに必須のスキルです。
できること②:Webアプリ開発
JavaScriptはWebアプリ開発もできます。
Webアプリとは、TwitterやYouTubeなどのWebブラウザ上で動くアプリケーションのことを指します。
Webアプリ開発ではサーバーサイドの開発が必須であるため、サーバー側で動くプログラミング言語で開発を行わなくてはいけません。
JavaScriptで開発を行う場合、Node.jsといったサーバーサイド用の実行環境を使うことでサーバーサイドで動作するようになります。
この場合、クライアントサイド(フロントエンド)とサーバーサイド(バックエンド)どちらも同じJavaScriptで開発を行えるため、JavaScriptを扱えるエンジニアが両方担当出来るといったメリットがあります。
ただ、サーバーサイド(バックエンド)エンジニアになりたい場合は、JavaScriptオンリーではなく「PHP」「Java」「Ruby」のようなサーバーサイドを得意とする言語も習得したほうが良いでしょう。
できること③:スマホアプリ開発
JavaScriptはスマホアプリ開発もできます。
JavaScriptを使ったスマホアプリ開発で特徴的なのは、iOSアプリとAndroidアプリを同じように開発できるクロスプラットフォーム開発環境があるということです。(React Nativeなど)
つまり、JavaScriptならiOSアプリもAndroidアプリも一緒に作れるんです。
普通、iOS開発には「Swift」と「Xcode」、Android開発には「Kotlin」と「Android Studio」といったように、それぞれの開発環境はわかれています。
そのため、1つのスマホアプリを作るのにもiOSエンジニアとAndroidエンジニアを両方雇う必要があるという手間が発生します。
その点で、1つのスマホアプリを同じ環境、同じコードで開発できるというのは大きなメリットとなります。
また、JavaScriptをすでに扱えるエンジニアがスマホアプリ開発にも手を出しやすいというのもメリットでしょう。
できること④:デスクトップアプリ開発
JavaScriptはデスクトップアプリ開発もできます。
デスクトップアプリ開発もスマホアプリ開発同様にクロスプラットフォームの開発環境があり、Windows/macOS/Linux上で動くデスクトップアプリの開発が可能です。
JavaScriptでのデスクトップアプリ開発なら、「Electron」というGitHubが開発したオープンソースのフレームワークがあります。
実際に、テキストエディタの「Atom」やコードエディタの「Visual Studio Code」などはJavaScript+Electronによって開発されています。
できること⑤:ゲーム開発
JavaScriptはゲーム開発もできます。
といっても、PCやスマホにインストールして動くゲームではなく、Webブラウザ上で動くゲームという印象が強いです。
ゲームプログラミングが出来れば、ブロック崩しやテトリスなどをはじめとして、RPGやシューティングゲームなど幅広いジャンルのゲームを開発することが出来ます。
できること⑥:Googleスプレッドシードの拡張
JavaScriptはGoogleスプレッドシートのスクリプトを作ることができます。
Googleスプレッドシートとは、ブラウザ上で動かせるExcelと似たようなツールです。
Excel内でVBAのマクロが組めるように、Googleスプレッドシート内でJavaScriptのスクリプトを書くことができます。
つまり、JavaScriptによってGoogleスプレッドシートがより便利に使えるようになります。
できること⑦:Google Chromeの拡張機能の開発
JavaScriptはGoogle Chromeの拡張機能を作ることも可能です。
開発にあたって特別なツールも必要なく、Google Chromeさえあれば誰でも拡張機能を作ることができます。
自分好みの拡張機能がない場合に自分で作ってしまうというのもありでしょう。
できること⑧:Adobe Illustratorの拡張機能の開発
JavaScriptはAdobe Illustratorのマクロ(自動描画機能)を作ることも可能です。
以下のような複雑な構造の画像も、プログラミングで算出した位置情報を当てはめれば簡単に作成できます。(ずっと前に作りました)
できること⑨:スクレイピング
JavaScriptはスクレイピングを行うこともできます。
スクレイピングとは、Webサイトの情報をプログラムで自動的に抽出することです。
スクレイピングにおいてはどの言語でもできますが、JavaScriptはWeb上のデータとの相性が良いので、スクレイピングとの親和性も高いでしょう。
JavaScriptでできないこと・苦手なこと
JavaScriptは汎用性が非常に高いプログラミング言語でできないことはあまりないのですが、明らかに苦手な分野・向いていない分野は存在します。
例えば、以下のようなものがJavaScriptの苦手とする分野でしょう。
- AI開発
- 組み込み/IoT開発
- OS開発
もしこのような分野の開発をしてみたいと思うのであれば、それぞれ以下のような言語を使うと良いでしょう。
分野 | 得意な言語 |
---|---|
AI開発 | Python/R言語/C++ |
組み込み/IoT開発 | Python/Java/C言語/C++ |
OS開発 | C言語/C++/Rust/アセンブリ言語 |
できないこと・苦手なこと①:AI開発
JavaScriptのできないこと・苦手なこととして真っ先に挙げられるのが「AI開発」です。
JavaScriptを使ってAI開発を行うこと自体できないわけではありませんが、AI開発ではJavaScriptを使うよりもPythonやC++といったAI開発に強いプログラミング言語を使うほうが一般的(というよりも当たり前)だからです。
すでにJavaScriptを使ったプロジェクトがあって、どうしてもJavaScriptを使って機械学習がしたいというような、よほどのことがない限りまずAI開発で使われることはないといっていいでしょう。
できないこと・苦手なこと②:組み込み/IoT開発
JavaScriptのできないこと・苦手なこととして「組み込み開発」「IoT開発」も挙げられます。
これらもJavaScriptの不得意分野であり、わざわざJavaScriptを使うまでもないでしょう。
できないこと・苦手なこと③:OS開発
JavaScriptのできないこと・苦手なこととして「OS開発」も挙げられます。
これはJavaScriptの苦手な分野ではなく、実質できない分野だといっていいでしょう。
というのも、JavaScriptはC言語やC++などの言語と違って、メモリやCPUなどを操作することができないからです。(CPUなどはアセンブリ言語を併用するが)
要はコンピューターの内部処理などを記述できない点で、それらが必要不可欠なOS開発はできないということです。
JavaScriptの特徴
ここからは、JavaScriptがプログラミング言語としてどのような特徴を持っているのかというのを紹介していきます。
クライアントサイド(Webブラウザ上)で動作する
JavaScriptはクライアントサイド(Webブラウザ上)で動作するのが大きなポイントです。
これがどういうことなのか、またこれによってどのようなことが出来るのかについてみていきましょう。
クライアントサイドで動作するとはどういうことか?
Webページが表示されるときは、自身のパソコン(Webクライアントと呼びます)とWebサーバーが通信を行っています。
ここで、WebクライアントとWebサーバーは以下の流れで通信しています。
- ユーザーがWebページのURLを入力する
- WebクライアントがURLを元に「このページを見せて」とWebサーバーに要求する
- WebサーバーがそのページのデータをWebクライアントに返す
- Webクライアントがデータを元にWebページを生成して表示する
サーバーからクライアントに返ってくるレスポンスには、「HTML」「CSS」「JavaScript」のコードと諸々のファイルがあります。
- HTML:サイトの基本情報や枠組みを設定する
- CSS:各要素の色や形、大きさなどを設定する
- JavaScript:アニメーションやクライアントサイドの処理などを書く
- その他:画像データや動画データなど
そしてクライアントのブラウザは、サーバーが返却したデータを元にWebページを生成し表示します。
つまり、JavaScriptはクライアントのコンピュータ上で動いているということです。
これが「JavaScriptはクライアントサイドで動く」ということです。
逆に、サーバーサイドで動くプログラミング言語として「PHP」や「Java」などがありますが、これらはサーバー内のプログラムでのみ登場し、クライアントサイドに送られるレスポンスファイルとして現れることは一切ありません。
この辺を詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
高度な処理やアニメーションを実現できる
JavaScriptがあることによって可能になるのは、クライアントサイドで動作するプログラムを書くことです。
つまり、クライアントサイドで意図した処理を行うことができるようになるのです。
例えば、「Ball-Pool」や「Dubfire Official website」といった高度な処理やアニメーションを実装したサイトが挙げられます。
このようなユーザーの挙動によって画面が変化するといったようなアニメーションは、JavaScriptだからできることといっても良いでしょう。(CSSは簡単なアニメーションまでが限界)
これがWeb制作においてデザインを極めるのにJavaScriptの学習が必要といわれる所以です。
非同期通信ができる
また、Webアプリ開発などでも用いられる技術である非同期通信も、JavaScriptによってできるようになります。
かみ砕いていえば、非同期通信とは必要なデータを必要な時に取得する通信手段で、ページを遷移せずに部分的なデータの更新が行えるようになります。
そのため、Twitterのツイート更新やGoogle Mapの地図データの更新、チャットアプリのチャット送受信などの処理に使われています。
さらには、ページ読み込みを段階的に行うことによる高速化といった使い方もあります。
それらを可能にするのがJavaScriptの存在です。
ブラウザ上でゲーム開発もできる
JavaScriptを使えばクライアントサイドでプログラムが動かせるので、Webブラウザ上で遊べるゲームも簡単に開発が出来ます。
これも「クライアントサイドで動くプログラム」を記述できるプログラミング言語だからですね。
汎用性が非常に高いプログラミング言語
JavaScriptはプログラミング言語の中でも非常に汎用性が高い言語です。
上のほうで書いた通り、Web制作/デザイン唯一無二の存在でありながらも、Web/スマホ/デスクトップアプリの開発ができ、さらにはゲームやツールの拡張もできるという言語です。
そのため、JavaScriptを学べばとりあえずいろんなことができるというメリットがあります。
学習難易度は低く初心者にも易しい言語
JavaScriptは学習難易度が低めのプログラミング言語といって良いでしょう。
そのため、初めてプログラミングを勉強される方にもぴったりのプログラミング言語となるでしょう。
歴史が長くずっと人気の言語
JavaScriptは1995年に登場し、今までずっと人気を誇ってきたプログラミング言語です。
そのため、JavaScriptに関する情報は非常に多く、フレームワークやライブラリといった技術も盛んに開発されてきました。
JavaScriptの汎用性が非常に高いのもそのおかげかもしれません。
モダンな開発手法をサポートしているオブジェクト指向言語
JavaScriptはオブジェクト指向プログラミングという現在の流行りのプログラミング手法をサポートしているプログラミング言語です。
オブジェクト指向を一言で説明するのは難しいので、興味のある方は以下の記事をご覧ください。
書いたコードをすぐに実行できるインタプリタ言語
JavaScriptはインタプリタ言語と呼ばれるプログラムの実行方式を取っています。
インタプリタ言語は実行速度を少し落とす代わりに、書いたコードをすぐに実行できるという特徴を持ちます。
JavaScriptの需要と将来性は?
せっかくJavaScriptを学んだのに、「全然仕事がない」「どんどん仕事がなくなっていく」となってしまったら嫌ですよね。
ここでは、プログラミング言語JavaScriptとそれを扱うエンジニアの需要と将来性について解説します。
JavaScriptの需要
まず、JavaScriptの需要。つまり、現在どのくらいJavaScriptが使われていて、JavaScriptを扱えるエンジニアが活躍しているのかというのを見てみましょう。
プログラミング言語 | 案件数 | 単価 | 平均単価 |
---|---|---|---|
Java | 8,314件 | 30~165万円 | 68万円 |
JavaScript | 5,903件 | 25~145万円 | 71万円 |
PHP | 5,258件 | 23~165万円 | 72万円 |
C# | 2,550件 | 25~165万円 | 67万円 |
Python | 2,489件 | 25~145万円 | 76万円 |
Ruby | 2,090件 | 39~145万円 | 80万円 |
TypeScript | 1,377件 | 35~145万円 | 78万円 |
Swift | 1,342件 | 40~125万円 | 79万円 |
C++ | 1,242件 | 40~125万円 | 70万円 |
Go | 1,162件 | 24~145万円 | 81万円 |
Kotlin | 924件 | 42~125万円 | 81万円 |
C言語 | 874件 | 40~115万円 | 66万円 |
JavaScriptは非常に案件数が多いです。
その理由としては、Web開発(主にフロントエンドの開発)に欠かせないプログラミング言語だということが大きいでしょう。
また、スマホアプリ開発やデスクトップアプリ開発もできる汎用性も兼ね備えているため、多くの分野で需要がある言語となっているのでしょう。
JavaScriptの将来性
JavaScriptの将来性はまあまあといえます。
それは、前述した通りWebのフロントエンド開発においてJavaScriptが重要な役割を担っているという反面、JavaScript自体を直接触らなくてもよくなったり、Webブラウザ対応言語が増えたりと、JavaScriptの重要度が減る可能性が大いにあるからです。
それでも、JavaScriptのフレームワークの多さや汎用性の高さはほかの言語に引けを取らず、実際の多くの分野で需要があります。
そのため、いきなりJavaScriptが姿を消すというのは考えなくて良いでしょう。
まとめると、「まだまだ現役だけど、今ほどの爆発的な需要はなくなるかもしれない」ということです。
JavaScriptを学ぶには?
JavaScriptを学ぶのであれば、独学かプログラミングスクールを受講することをおすすめします。
独学でJavaScriptを学ぶ
独学の場合は、オンライン学習サイトや書籍などを駆使して学習を進めると良いでしょう。
以下のような点に注意して進めると独学は成功しやすいです。
- 具体的な目標を立てる。(なぜJavaScriptを学ぶのか?)
- プログラミングの概念や基礎を理解する。
- 実際に手を動かし、プログラミングに慣れる。
- 成果物などの小さな目標を決め、それに必要な知識を学んでいく。
- ひたすら成果物を作る。
ただ、プログラミング独学は非常に難易度が高いです。
独学に自信がない方や効率的にプログラミングを習得したい方は、お金をかけてでもプログラミングスクールを受講することをおすすめします。
プログラミングスクールでJavaScriptを学ぶ
プログラミングスクールを受講する場合は、「何の分野を学びたいか」や「どういった働き方をしたいか」を先に決めておくとスクールも決めやすいです。
- Webサイト制作をしたい(ホームページやLPの制作など)
- Webアプリ開発をしたい(SNSやECサイトの構築など)
- スマホアプリ開発をしたい
- フリーランスエンジニアになりたい
- 副業で稼ぎたい
- Web系の企業のエンジニアとして働きたい
- スマホアプリのエンジニアとして働きたい
といっても、どの分野でどう働きたいかが明確に決まっている方もそう多くないでしょう。
そのような方は、プログラミングスクールの無料カウンセリングを受けるといろいろ相談できるのでおすすめです。
JavaScriptが学べるオンライン学習サイト
JavaScriptを勉強してみたいという方に向けて、おすすめのオンライン学習サイト・サービスを紹介していきます。
【おすすめ度:★★★】Progate
まずやるべきオンライン学習サイトは「Progate」です。
Progateはプログラミングの基礎が全く分からない方におすすめの学習サイトで、変数・条件分岐・繰り返し処理といったプログラミングの基礎について、図やサンプルコードを使ってわかりやすく解説してくれます。
これからプログラミングを始める方は、まずProgateから手を付けてみてください。
【おすすめ度:★★★】ドットインストール
Progateと同じぐらいおすすめなのが「ドットインストール」です。
ドットインストールはプログラミングでなにか成果物を作ってみたいという方におすすめの学習サイトで、動画スタイルで学習を進めていくのが特徴的です。
また、自身のパソコンに環境構築をして、実際に簡単なWebサイト・スマホアプリを作るというところまでやるので、Progateよりも少しレベルが高いです。
なので、プログラミングの基礎が出来てきたなという頃にやると効果的でしょう。
【おすすめ度:★★☆】Udemy
これも有名ですが「Udemy」もおすすめです。
Udemyは多くの動画講座が単発で売られているオンライン学習サイトです。
何といっても講座の種類が多くレベルも様々なので、自分の学習したい分野がない場合にUdemyなら見つけられるということもあるでしょう。
ただ講座の価格が非常に高いので、セールで90%オフなどになったタイミングで買うのをおすすめします。
【おすすめ度:★☆☆】Paiza
頭を使うのが好きな方におすすめなのが「Paiza」です。
Paizaは、競技プログラミングのような問題を解くオンライン学習サイトです。
入出力といったプログラミングの基礎を扱うEランク問題から、競技プログラミングに近い数理問題を扱うSランク問題まであります。
問題を解くことやランクが上がることなどが楽しいと感じる方はたぶんドハマりして、気づいたらプログラミングの基礎力がめちゃくちゃついていたという風になりますよ。
【おすすめ度:★☆☆】公式サイト・入門サイト
上記のようなオンライン学習サービスを使わずに、公式のリファレンスや入門サイトを使って勉強することもできます。
ただ、これだけで勉強しようとするととてもハードルが高いので、あくまで辞書のように扱うと良いでしょう。
いくつかJavaScriptの入門サイトを張っておきます。
JavaScriptが学べるプログラミングスクール
JavaScriptはWeb開発において欠かせない言語であり、スクールはWeb開発をメインに取り扱うことがほとんどなので、多くのプログラミングスクールでJavaScriptを学ぶことができるでしょう。
ここでは、その中でもJavaScriptをガッツリ学べるスクール・おすすめのスクールを紹介します。
COACHTECH【おすすめ】
COACHTECHは、JavaScriptとPHPを使って、Web制作やWebアプリ開発を学べる非常に評判の良いスクールです。
\ 挫折率3%!フリーランスを目指す! /
ZeroPlus【おすすめ】
ZeroPlusは、フロントエンド特化型のプログラミングスクールで、JavaScriptをメインに学ぶことが出来ます。
\ 年齢層も若く仲間が作りやすい! /
TECH I.S.【おすすめ】
TECH I.S.は、世界基準のカリキュラムと充実したキャリアサポートが魅力のプログラミングスクールです。
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CodeVillage
CodeVillageは、JavaScriptやそのフレームワークをガッツリ学べるプログラミングスクールです。
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CodeCamp
CodeCampは、マンツーマンタイプの指導や多くの講座があることが特徴的なプログラミングスクールです。
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JavaScriptが学べる書籍
JavaScriptを学ぶのに書籍を使いたいという方のために、初心者向けのおすすめ入門書をいくつか紹介します。
JavaScriptの有名なライブラリやフレームワーク
JavaScriptを学び何かを作ることになれば、ライブラリやフレームワークに触れることになります。
そういった場合に使われる有名なライブラリやフレームワーク、実行環境などをまとめました。
ツール | 特徴 |
---|---|
jQuery | 便利ライブラリ・デファクトスタンダード |
React | UI構築ライブラリ・Facebookが開発 |
React Native | モバイル開発用ライブラリ |
Vue.js | UI構築フレームワーク |
Angular | UI構築フレームワーク・Googleが開発 |
Node.js | サーバーサイドJavaScript実行環境 |
Next.js | ReactのSSR※フレームワーク |
Nuxt.js | Vue.jsのSSR※フレームワーク |
Electron | デスクトップアプリ開発用フレームワーク |
何を開発するかによっても変わりますが、無難におすすめしたいのが「React」「Vue.js」です。(どちらか1つ)
UI(ユーザーインターフェース)を構築するツールで、よりモダンなWebページを作るのには欠かません。
開発分野別に言えば、Webアプリ開発ならNode.js、スマホアプリ開発ならReact Native、デスクトップアプリ開発ならElectronを触ってみるのが良いでしょう。
JavaScriptに関連する技術
ここからはJavaScriptに関連する技術をいくつか紹介していきます。
Ajax
Ajaxとは、「Asynchronous JavaScript + XML」の略で、プログラミング言語「JavaScript」とデータフォーマット「XML」を使った非同期通信のことを指します。
- XML:CSVやJSONといったデータフォーマットの一種
- 非同期通信:相手の応答を待たず処理が進められる同期のいらない通信手法
Ajaxを使ったWebサイトは、ページを遷移せずに必要に応じた更新ができるという特徴があります。
TypeScript
TypeScriptは、JavaScriptのコードを生成するプログラミング言語です。
2017年にGoogleが社内の標準言語に加えたことで有名になり、以降人気が急上昇しています。
WebAssembly(Wasm)
WebAssembly(略称Wasm)とは、Webブラウザ上で動くアセンブリ言語風のプログラミング言語です。
JavaScriptよりも優れている点は、低水準言語だからこその「プログラムの実行速度」です。
WebAssemblyが登場した背景には、近年のブラウザ側での高度な処理(Ajaxなど)の増加が挙げられます。
JavaScriptだけでは動作が遅いというような問題が発生するようになり、WebAssemblyはそれを解決するべく作られました。
「TypeScript」をはじめとして、「C/C++」「Rust」「Go」などのプログラミング言語からコンパイルが可能で、「Chrome」「Safari」「Firefox」「Edge」などの主要なブラウザに対応しています。
最新のブラウザ対応状況は「Roadmap - WebAssembly」をご覧ください。
基本はJavaScriptやAltJSを使い、処理速度の必要なプログラムはWasmで書くというような使い分けが進んでいくかもしれませんね。
JavaScriptで何ができる?|まとめ
本記事では、JavaScriptについて解説しました。
JavaScriptができることや、JavaScriptを使うメリット、などがお分かり頂けたかと思います。
JavaScriptはWeb系に特に強いですが、デスクトップアプリ開発やスマホアプリ開発など幅広い分野で活躍するプログラミング言語です。
そのためJavaScriptを習得することで、さまざまな分野の開発ができるようになります。
初心者にも易しめなプログラミング言語なので、プログラミング学習で何の言語にしようか迷っている方は、JavaScriptから始めるのもおすすめですよ。