プログラミング言語Javaの特徴やできることを解説!【初心者向け】
今回は、世界中で大人気のプログラミング言語「Java」について解説します!
Javaはとても汎用性が高く、「システム開発」「Web開発」「Android開発」など、様々な場面で愛用されています。
そんなJavaの概要や特徴、できることや需要などについてみていきましょう。
- Javaは30年ほども世界中で使われているプログラミング言語
- JavaのプログラムはOSの違いを飛び越えて活用できる
- 非常に需要が高く単価も高い
- システム開発・アプリ開発・ゲーム開発など多くのことが可能
- Javaを学ぶなら、今求められているJavaの技術を学べるRaiseTech
プログラミング言語「Java」とは?
Javaの歴史は、1990年12月にサン・マイクロシステムズ社が、次世代の家電製品が内臓するマイクロコントローラ向けのプログラミング言語を開発するためのプロジェクトを立ち上げた事から始まりました。
以来、30年ほど世界中で使われるプログラミング言語として愛用されています。
また、Javaはとても人気なプログラミング言語のひとつで、*Pythonに次いで2番目の人気とも言われます。
※PYPL - PopularitY of Programming Language Index調べ
それもそのハズでJavaにはCPUやOSの種類に依存しないマルチプラットフォーム利用が可能という特徴や、構文がC++言語と似ているため、Javaを覚えればその他の言語にも応用が利きやすいなどの利点があります。
実際にWeb業界や企業向けのパッケージソフトAndroidアプリ開発など様々な用途にJavaは活用されています。
Javaは全ての言語の基礎となるため、他の言語への応用も利きやすく、最初に学ぶ言語にピッタリです!
プログラミング言語「Java」の特徴4つ!
ここでは、プログラミング言語「Java」の特徴を4つ紹介します!
- オブジェクト指向のプログラミング言語
- マルチプラットフォーム
- 需要が高い
- 実行速度が速い
人気の秘密に迫りましょう。
オブジェクト指向のプログラミング言語
Javaでは、オブジェクト指向という設計手法が活用されています。
オブジェクト指向は、プログラムをカスタマイズ可能な部品の組み合わせとして表現するプログラミング手法です。
かみ砕いていえば、
「様々なパーツを作って、それを組み合わせるという方針でプログラムを組みましょう」
というような現在主流のプログラミング手法です。
オブジェクト指向は抽象的な概念で明確な定義もない言葉なので、オブジェクト指向に関する詳しい解説を読みたい方は下記のリンクを参考にしてみてください。
マルチプラットフォーム
Javaの特徴として「マルチプラットフォーム」があります。
マルチプラットフォームとは、コンピュータプログラム(ソフトウェア)を、複数の異なる仕様の機種やOSで動作させられることです。
つまり、MacやIPadなどで使われるiOS向けに作ったプログラムをそのままWindowsに活用できたりします!
仮にマルチプラットフォームではない言語を使用する場合、iOS用に作った後に、Windows用のプログラムを書き直さなくてはいけません。
これは面倒すぎますね。Javaではそのような煩雑さはかなり軽減されます。
なぜマルチプラットフォームが可能かというと、JavaはJVM(Java仮想マシン)というソフトウェアで動くからです。
JVMは、Javaで書かれたコードをiOSやWindowsやLinuxなどそれぞれのOSに対して合った機械語に翻訳してくれます。
このJVMという翻訳屋さんがいるため、JavaのプログラムはOSの違いを飛び越えて活用できるのです。
JVMについて詳しく知りたい!という方は下記のリンクを確かめてみてください。
需要が高い
Javaは「需要が高い」というメリットもあります。
フリーランス向けの案件紹介サイトのレバテックでは、Javaの案件数は2300件ほどありました。
プログラミング言語 | 案件数 | 単価 | 平均単価 |
---|---|---|---|
Java | 8,314件 | 30~165万円 | 68万円 |
JavaScript | 5,903件 | 25~145万円 | 71万円 |
PHP | 5,258件 | 23~165万円 | 72万円 |
C# | 2,550件 | 25~165万円 | 67万円 |
Python | 2,489件 | 25~145万円 | 76万円 |
Ruby | 2,090件 | 39~145万円 | 80万円 |
TypeScript | 1,377件 | 35~145万円 | 78万円 |
Swift | 1,342件 | 40~125万円 | 79万円 |
C++ | 1,242件 | 40~125万円 | 70万円 |
Go | 1,162件 | 24~145万円 | 81万円 |
Kotlin | 924件 | 42~125万円 | 81万円 |
C言語 | 874件 | 40~115万円 | 66万円 |
これは、他のプログラミング言語と比べて、非常に多い案件数だということがわかります。
また、平均単価が70万円/最高単価が145万円と安定しています。
プログラミング言語「Java」の需要が高いことがよく分かります。
実行速度が速い
Javaは「実行速度が速い」事でも知られています。
以下の検証記事では、56個のプログラミング言語のうち6番目の実行速度を出しました。
このようにJavaは、
- OSに関わらず活用できる
- 需要が高い
- 実行速度が速い
という特徴を持った言語になります。
学んで損のない言語です。
プログラミング言語「Java」でできること5つ!
ここでは、プログラミング言語「Java」でできることを5つ紹介します!
- 業務システム開発
- Androidアプリ開発
- Webサイト/アプリ開発
- ゲーム開発
- 組み込み開発
それぞれ見ていきましょう。
業務システム開発
Javaは、業務システム開発に広く使われています。
業務システムとは、決済システムや勤怠システムなど企業活動を支えるシステムです。
Javaが業務システム開発に使われる理由は、安定性やセキュリティー面で優れているためだと言われています。
その特徴を生かし、銀行システムやクレジットカードシステムといった金融機関のシステム開発にも多く用いられています。
例えば、みずほ銀行や三菱UFJ銀行などの銀行システムもJavaを使って開発されています。
Androidアプリ開発
Javaは、Androidアプリ開発に使われています。
Androidアプリの開発は、Java以外の言語でも構築することは可能ですが、ほとんどの場合実績のあるエンジニアがJavaで開発することが多いです。
例えば、ECサイトの楽天やメモアプリのEvernoteなどがJavaで作られています。
Webサイト/アプリ開発
JavaはWebサイト/アプリ開発にも使われます。
Javaの役割は、サーバー側の処理です。
「Ruby」「PHP」「Python」といったほかの言語でも処理することは出来ますが、Javaは処理速度が速いという特徴を活かせる為、Javaが使用されていることも多いです。
ちなみにTwitterはJavaで作られています。
ゲーム開発
Javaは、ゲームを作ることもできます。
例えば、有名なゲーム「Minecraft」もJavaで作られています。
組み込み開発
Javaは、組み込み開発にも使われます。
組み込みシステムとは、携帯電話やスマートフォンをはじめ、テレビや洗濯機といった家電・自動車・製造ロボットなどに組み込まれているコンピューターシステムのことです。
ハードウェアと連携したソフトを作ることもできます。
プログラミング言語「Java」のまとめ
Javaは他の言語の基礎となるような言語です。
業務システムやAndroidアプリをはじめとして、様々な分野で活用されています。
これからもまだまだ需要がある言語なので、エンジニアを目指したい方はぜひ学んでみましょう!
プログラミング言語「Java」を学ぶならここ!
Javaを学んでみたい方には、「RaiseTech」がオススメです。
RaiseTechでは現役の技術者だけが講師のため、「今、求められている技術」をリアルタイムに教えてくれます。
2週間の無料トライアルがあるので、Javaを習得したい方はぜひ受講してみてください!
以上「プログラミング言語Javaの特徴やできることを解説!【初心者向け】」でした!