
nocodeの学び方3選!プログラミング未経験でもWeb開発ができるようになるには?

- 「nocodeって結局なに?」
- 「興味はあるけど、どう学べばいいの?」
- 「やっぱりプログラミングの知識がないとできないのかな?」

日本人にはまだあまりなじみのない「nocode」という言葉に、様々な興味や疑問を持った人は多いでしょう。
近年たびたび聞くようになった「nocode」ですが、みなさんは「結局nocodeが何者なのか」説明できるでしょうか?
nocodeは、プログラミングのスキルや過程を大幅カットしてアプリやWebサイトの開発が実現できる、今話題のIT技術です。
従来のプログラミングに必須だった知識・技術を必要としないため、プログラミング完全未経験でも簡単に始められます。
本記事では、「そもそもnocodeと何か」ということから「フリーランスにおすすめのnocodeの学び方」についてまで、徹底調査しました。
そもそもnocodeとは?

nocodeとは「プログラミング言語を使わずにアプリやWebサイトが開発できる技術・手段」を言います。
つまり、アプリやWebサイトを作成する際に、従来必須だった「コーディング(システムを動かす言語の作成)」が必要ありません。
一般的に、コーディングを習得するには、勉強時間がおよそ200〜300時間かかると言われています。 期間に換算すると、毎日3時間勉強した場合でも2〜3か月以上です。
それがnocodeなら、プログラミング未経験でコーディングの知識・スキルがなくても、アプリやWebサイトを一から誰でも簡単に作れます。
未経験の非エンジニアでもアプリ開発ができる
コーディングが必要のないnocodeは、専門的な技術を持たない未経験の非エンジニアでももちろん簡単に使用可能です。
nocodeツールのほとんどは、使う時に難しい操作を必要としません。そのため、遊び感覚でツールをいじりながらアプリ・Webサイト開発ができます。
アプリやWebサイトを一から作るのは、一般的には難しく思われがちです。
しかしnocodeなら、特別な資格・技術・知識などがなくても、コンピュータの簡単な操作さえできれば、アプリやWebサイトを作るのも簡単にできます。
フリーランスにとって将来性のある「nocode」
現代のフリーランスにとって、nocodeによる開発は非常に将来性のあるスキルだと言えます。
プログラミングの難しい知識・技術がなくてもアプリやWebサイトが作れるため、フリーランスとして仕事する際にアプリやWebサイトが必要になった場合、エンジニアの力を借りずに自力で制作できるのです。
また、自力でのアプリ・Webサイト制作ができるようになれば、そのスキルを自分の新たな仕事にも生かせます。
そのため、フリーランスにとってnocodeは、将来性を高めるための手段にもなるでしょう。
フリーランスがnocode開発を学ぶメリット3つ

フリーランスがnocode開発を学ぶメリットは以下の3つです。
- 学習にかかるコスト削減
- プログラミングの知識(コーディング)がいらない
- 習得すれば数週間で案件獲得も可能
順番に説明します。
学習にかかるコスト削減
プログラミングの経験ゼロの人がアプリやWebサイトの開発をする際、nocodeなら学習にかかるコストが削減できます。
プログラミングを一から学ぼうと思ったら、学習にかかる期間はおよそ2~3か月以上です。その間、学習に必要な教材の購入や、プログラミングスクールに通うとなれば、経済的なコストが必ず付いてきます。
また、多大な時間をプログラミングの学習に取られてしまうため、時間的なコストも必ず付いてきてしまうのです。
その点nocodeなら、お金をかけて何時間も学習する必要がありません。
コーディングに触れてこなかったフリーランスの方でも、nocodeなら自分のフィーリングでツールを使っていれば、アプリやWebサイトの開発もすぐにできてしまうでしょう。
プログラミングの知識(コーディング)がいらない
冒頭でも挙げた通り、nocodeではプログラミングの基盤となる「コーディング」を必要としません。
プログラミングのコードの例を一つ見てみましょう。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>タイトル入力</title> </head>
<body>
<h1>ゼロからウェブデザインを...
サンプルコード | コードドリル - プログラミング初心者のためのタイピング学習サービス (code-drill.com)
これだけ見ても、アルファベットや数字・記号の羅列しかなくて「何が書いてあるのか全然わからない」と思う人がほとんどでしょう。
実際にプログラミングをする場合は、このようなコードの羅列のバリエーションを大量に覚えなければなりません。 プログラミング未経験者にとっては気の遠くなる作業です。
一方でnocodeなら、このような複雑なコードの数々を覚えなくても、コンピュータシステムが作成できます。

コードを使わないでシステムを作るなら、プログラミング未経験の私でもできそう!
習得すれば数週間で案件獲得も可能
nocodeは、ツールの使い方さえ習得してしまえば、数週間で仕事の案件を獲得するのも夢ではありません。
nocodeを採用しているツールの例には、WixやWordPressといったWebサイトの作成ツールが例として挙げられます。フリーランスでWeb系の仕事をしている方とってはなじみ深いものでしょう。
これらのツールは、使っているうちに使い方に慣れてくる場合がほとんどです。
短期間で操作方法がわかるため習得も早く、ある程度習得できた段階で仕事としても使えます。

プログラミングのスキルも知識のゼロだった人の中には、習得から1週間で案件獲得できた人もいました!
フリーランスがnocode開発を学ぶデメリット3つ

フリーランスがnocode開発を学ぶのには、メリットがある反面デメリットもいくつか出てきます。ここでは以下の3つのデメリットをまとめました。
- nocodeに関する日本語の情報がまだ少ない
- ハイレベルな開発はできない
- 多少の学習コストはかかる
順番に説明します。
nocodeに関する日本語の情報がまだ少ない
nocodeは、もともとアメリカで発祥したツールであり、日本にnocodeの開発技術が浸透し始めてからはまだあまり時間が経っていません。
そのため、日本にはまだ日本人向けに作られたnocodeの情報が少ないのがデメリットです。
しかし、まだ馴染みの浅い日本でもnocodeの利用者は増えてきているため、少しずつ情報が増えてきているのは確かです。
また、気軽にアプリ・webサイト開発ができる手段として有能なnocodeは、今後の日本でも十分な伸びしろがある分野でしょう。

少しずつ日本にも浸透してきているため、今から先駆けて習得しておくと、nocodeが日本でも主流になったときに便利ですね!
ハイレベルな開発はできない
nocodeは、プログラミングのような複雑なコーディングを必要とせずにコンピュータのプログラムが作成できる分、コーディングを利用したプログラミングの開発にはクオリティが劣ってしまいます。
簡素なアプリ・webサイトならいくらでもすぐに作れますが、さらに高度な開発をしようと思ったら、nocodeには限界があるのが事実です。
そのため、ハイレベルな開発がしたい際は、コーディングを基礎としたプログラミングを学ぶ方が良いでしょう。

簡単なアプリ・Webサイトで良ければ、nocodeでも十分にクオリティを保って制作できます。
多少の学習コストはかかる
nocodeは、プログラミングの学習コストが削減できるとはいえ、コストがゼロではありません。
nocodeツールは有料のものもあり、収益が発生しない開発初期段階では、多少コストがかかる可能性があります。
しかし、中には無料でスタートできるnocodeツールもあります。
使える機能は有料のものよりも若干少ないですが、nocodeの学び始めではあまり多くの機能があっても使いこなせないでしょう。

まずは無料のツールから使い始めて、のちに収益が見込めた段階で有料のプランを追加していくといいですね。
未経験フリーランス向け!nocodeの学び方おすすめ3選
プログラミング未経験のフリーランス向けに、nocodeおすすめの学び方を3つまとめました。
- YouTubeの動画で学ぶ
- ブログやネット記事で学ぶ
- コミュニティに参加して学ぶ
順番に紹介します。
YouTubeの動画で学ぶ
フリーランスの人が未経験からnocodeに関するスキル・知識を身に付けるのには、YouTubeの学習動画で学ぶ方法がおすすめです。
もとはアメリカで発祥したnocodeですが、今では日本でも利用者が増え、使い方を習得して仕事に利用している人も多くいます。
そのため、nocodeに関する学習動画の配信も増えてきているのです。
YouTubeの学習動画を活用すれば、プログラミング未経験のフリーランスでも、動画を見るだけでnocodeが学べます。
また、YouTubeの動画はもちろん無料で見れるため、学習にかかる経済的なコストもかなり削減できます。

紹介した動画の配信者「ノーコードスクール」の動画には、他にもわかりやすい解説の動画がたくさんありました。
ブログやネット記事で学ぶ
nocodeに関するブログやネット記事を読んで学ぶ方法もおすすめです。
先程のYouTubeで学ぶ方法でも挙げたように、nocodeのスキルの習得者は日本でも増加傾向にあります。
nocodeを一から学んで習得していった人たちが書いたブログや記事は、説得力もあり理解しやすい内容のものが多いです。
YouTubeで学ぶ方法と同じくお金がかからない学習方法のため、「nocodeのスキルを習得したいけどお金はかけたくない」という人にはピッタリでしょう。
コミュニティに参加して学ぶ
フリーランスがnocodeを学ぶ手段として、コミュニティに参加するという方法もあります。
コミュニティに参加すると、自分以外にnocodeを勉強している人たちや、nocodeを使って開発している人たちと直接関われる機会も多いです。
直接交流ができれば情報の共有もできるため、自分が知らなかったnocodeの情報が手に入るかもしれません。

特に一人で活動することがほとんどのフリーランスにとって外部の人たちのコミュニティに参加するのは、新たな人脈を得られるチャンスでもありますね。
実践も大事!nocodeツールでアプリやサイトを作って学ぼう

nocodeを学ぶときには、知識を学びながら実践でツールに慣れていくことも大事です。
学習し始めの早い段階でnocodeツールの使い方に慣れておけば、確実に速いスピードでスキルも技術も身についていきます。
おすすめのnocodeツールは以下の通りです。
- bubble(アプリ作成)
- Adalo(アプリ作成)
- Shopify(通販サイト作成)
- sharetribe(フリマアプリ・サイト作成)
- Sheet2Site(Webサイト作成)
nocodeでアプリやWebサイトの開発をしたいフリーランスは、ぜひnocodeのツールを実際に使いながらスキルを取得していきましょう。
フリーランスがnocodeを学ぶ際の注意点

フリーランスがnocodeを学ぶ際には、以下のことに注意しましょう。
- 利用するnocodeツールは無料か有料か
- ツールによってできることには差がある
順番に解説します。
利用するnocodeツールは無料か有料か
nocodeの実践学習として実際にツールを利用する場合は、使うツールが無料なのか有料なのかしっかり確認しましょう。
nocodeツールは、利用料によって、使える操作の範囲の制限が異なります。
特に「できる限りコストをおさえてnocodeのスキルを身に付けたい」という人は、料金プランとプラン内でできることが自分の要望に合っているのかをよくチェックしましょう。
nocodeツールは種類豊富にあるため、あらゆるツールを比較してみて、自分に合うものを探してみてください。
ツールによってできることには差がある
多数あるnocodeのツールは、それぞれできる操作にも差があります。
使っていくツールを決める際には、いろいろなのツールのプラン内容を見比べながら選びましょう。
nocode初心者に主におすすめなツールは以下の5つです。
- bubble
- Adalo
- Glide
- STUDIO
- Webflow
- Carrd
- ペライチ
- Sheet2Site

もし気になるツールに無料版があれば、いくつか利用登録してみて他のツールと比べていくのもいいですね。
【まとめ】nocodeを習得すればフリーランスの活動の幅を広げられる!

nocodeは、プログラミング未経験でコーディングの知識・スキルがなくても、アプリやWebサイトの開発ができる便利な手段です。
それに加え、学習にかかるコストも少なく短期間で習得できるスキルのため、フリーランスの人が習得すればお仕事の幅が広がるでしょう。
もしいまからnocodeを学んでいきたいと思っている場合は、実践もたくさん取り入れて、早い段階からツールの使い方にも慣れていってください。
nocodeに興味のあるフリーランスの人は、ぜひこの機会に、nocodeを使った活躍の幅も広げてキャリアアップしていきましょう。