未経験からのエンジニア転職はきついのか?転職や働き始めてからの厳しさを解説。
こんにちは!
今井(@ima_maru)です。
近年、エンジニア人気はさらに加速してきていて、実際に、他業種からエンジニアに転職する方も多くいます。
そのため、エンジニアを育成するプログラミングスクールが多く出現し、未経験からのエンジニア転職の仕組みが整ってきたように感じます。
しかし実際のところ、「未経験からエンジニアに転職するのはきつい」という声が上がっていることも確かなのです。
今回は、そんな未経験からのエンジニア転職について、詳しく見ていきましょう。
未経験からのエンジニア転職はきついの?
未経験からのエンジニア転職はきついのでしょうか?
結論から言えば、未経験からのエンジニア転職は「きつい場合もある」です。
きつい場合とはどういった場合なのでしょうか。見ていきましょう。
未経験者は圧倒的にスキル不足である
未経験からのエンジニア転職がきついといわれる大きな要因は「スキル不足」によるものでしょう。
まず、未経験者のスキルはエンジニア業務を行う上で圧倒的に足りていない場合がほとんどです。
そのため、実際に採用してから実務を行うまでに研修等の学習期間をとることになります。
この研修期間は採用時のスキルが高い方のほうが短くできるので、企業としてはスキルの低い未経験者よりもスキルの高い経験者を取りたがるのは当たり前といえるでしょう。
エンジニア転職となると年齢もみられる
また、新卒に比べて「年齢による採用リスク」があることも理解しておく必要があります。
どの職業でも当てはまるかもしれませんが、エンジニアも、採用するのであれば年齢は若い方のほうが好まれます。好まれるのは以下のような理由があるでしょう。
- 若い方のほうがエネルギッシュで吸収力が高い場合が多く、学ぶことが多いエンジニアにおいて高い成長力が期待できるから
- エンジニアの業務には体力勝負の一面があるから
そのため、年齢が上がるにつれて未経験からのエンジニア転職の難易度は上がっていくと考えてよいでしょう。
転職後にきついと感じることも
無事にエンジニア転職ができたとしても、その後の業務内容がきついと感じることも多いです。
例えば、以下のようなことを苦痛と感じる場合があるでしょう。
- 覚えなければいけないことが多く、常に自己学習をしていかなくてはいけない
- 単純に仕事量が多かったり、労働時間が長かったりして疲れる
エンジニア自体覚えることが非常に多いのですが、未経験からだといっぺんに多くのことを覚えなくてはいけません。
最初のうちは上司が「何を言っているのかわからない」という状況に陥ることもあり、そういった環境で勉強し続けることを苦痛に感じる方も少なくないでしょう。
また、企業によってはブラックな労働環境になっているところもあり、スキルの乏しい未経験者はこういった企業に入ってしまう可能性も低くありません。
未経験のエンジニア転職前にやるべきこと3つ
では、未経験からエンジニア転職はおすすめしないかというと、そうではありません。
というのも、エンジニアはとても魅力のある職業であり、未経験でもやり方次第でうまく転職できるからです。
そんな未経験のエンジニア転職の前にやるべきことを3つご紹介します。
自分のエンジニア適正について知る
まずは、自分がエンジニアに適しているのかを知りましょう。
というのも、エンジニアは一般職とは違い、向き不向きが出やすい職業だからです。
いざ働いてみて「やっぱり向いてなかったわ」とならないためにも、自分が本当にエンジニアでやっていけるのかをチェックしておきましょう。
以下の記事で、エンジニアに向いている人の特徴をまとめたので、ぜひご覧ください。
エンジニア業界について詳しく知る
次に、エンジニア業界について理解しましょう。
未経験者からすると、エンジニア業界のことについて詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
例えば、自社開発や受託開発といった業務形態や実際のシステム開発工程などです。
こういった知識がつけばと、エンジニアがどのような仕事をして、どのようにお金をもらっているのか理解することができます。
エンジニアなら当たり前に知っている基礎知識なので、実際の業務がイメージできるところまで理解しておくとよいでしょう。
プログラミングスキルや情報系の知識を学ぶ
絶対にやってほしいのが、プログラミングスキルや情報系の知識をあらかじめ学んでおくことです。
これをやっておくと、転職活動を有利に進められたり自分のエンジニア適性がわかったりとメリットが多いからです。
独学で学ぶのも良いですが、短期間で効率的に学びたいのであれば、プログラミングスクールの受講をおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございます。