Androidアプリを開発するには何が必要?Kotlin?Java?
これからの時代、スマートフォンアプリの開発者は欠かせません。
スマートフォンの二大OSは、「Android」「iOS」ですが、世界的に見れば「Android」ユーザーのほうが多いです。
今回は、「Androidアプリを開発するには何が必要か」ということについて解説します。
結論から申し上げますと、
- プログラミング言語「Kotlin」または「Java」の知識
- 総合開発環境「Android Studio」の知識
が必要になってきます。
それでは詳しく見ていきましょう。
Androidとは?
AndroidはGoogleが開発したスマートフォン向けOSで、また、それらを搭載したスマートフォンのことも指しますね。
iOSを抜いて世界一のシェア!
海外も含めれば、Androidユーザー数はiOSユーザー数を上回り、スマホOSのなかでトップシェアを誇ります。
iPhoneとの違いは?
iPhoneは、Apple車の開発しているiOSを搭載したスマートフォンです。
そもそものOSが違うため、動くアプリケーションも違います。
つまり、Android専用のアプリはそのままではiPhoneで動くことはないため、iPhone用にプログラムを書き換えなくてはいけません。
この「ほかのOS用にプログラムを書き換えること」を「移植」と言ったりもします。
バージョンごとにお菓子の名前がついている?
Androidは、バージョンアップごとに「お菓子の名前」がついています。
例えば、バージョン4.4は「KitKat」、バージョン8.0, 8.1では「Oreo」というコードネームがつけられています。
Android開発に必要なスキルと環境
Androidアプリを開発するために必要なことは、大きく分けて二つあります。それは、
- Androidを開発に用いるプログラミング言語のスキル
- Android開発を行うための環境
です。具体的に言えば、
- プログラミング言語:「Kotlin」(または「Java」)
- 環境:「Android Studio」
この二つが必要になります。
Androidアプリを開発する①Kotlin
Androidアプリを開発するには、プログラミング言語「Kotlin」、または「Java」のスキルが欠かせません。
では、この「Kotlin」と「Java」のどちらを使って開発するのが良いのでしょうか?
オススメするのは今流行りの「Kotlin」です。
「Kotlin」をオススメする理由①:型推論
Kotlinはデータ型の宣言を省略できる「型推論」という機能が標準装備されています。
そのため、いちいちデータ型を記述する必要がないため、その分コード量が減ります。
「Kotlin」をオススメする理由②:nullチェック
また、Kotlinはnullチェックが簡単に行えます。
これは、Kotlinの代名詞とも言っていいくらい強力な機能です。
Javaではnullによるバグが起こる可能性が大いにありますが、Kotlinではそれらが大きく減ることになるでしょう。
「Kotlin」をオススメする理由③:Googleの推奨言語
やはり、Android開発において、Javaの案件数はKotlinの案件数より多いです。
しかし、今後はKotlinが上回るのではないかと予想します。
その理由は、KotlinがGoogleから正式に推奨言語とされたからです。
その影響もあり、着々と人気を集めてきています。
まだJavaの案件数には勝てていませんが、今後はAndroid開発の分野で、Kotlinの案件数がJavaを抜かすことも大いに考えられます。
Androidアプリを開発する②Android Studio
Androidアプリを開発するには、「Android Studio」という総合開発環境が欠かせません。
Android Studioを使えば、作ったアプリケーションをビルドし、PC上のAndroidエミュレータに転送することができます。
要は、開発途中のアプリを開発しているPC上で試せるわけです。
とっても便利ですね。