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Webpia編集部
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P2Pとはなにか?ブロックチェーンにも使われている技術を解説!

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こんにちは!
今井(@ima_maru)です。

今回は、「P2P」について解説していきます!

P2Pは、今話題の「ブロックチェーン技術」を理解するには欠かせない技術の一つです。

それでは解説していきます!

もくじ

P2Pネットワークの仕組みを解説

P2P(ピアツーピア)とは?

P2P(ピアツーピア)とは、「対等な機器間で直に接続する」という通信方式です。

もっとかみ砕いていえば、「誰が誰とでも直接的に接続できる」というネットの技術です。

具体例としては、「Skype」や「LINE」などの電話機能が挙げられます。

これでも少しイメージが付きにくいと思うので、図にしてP2Pの例とそうでない例を対比してみましょう。

ちなみに、「P2P」とは「peer-to-peer」の略で、「peer」には「対等な関係」といった意味があります。

P2Pネットワークの構造

P2Pネットワークは、以下のようなイメージです。

この図で注目してもらいたいのが、「ネットワーク内なら誰が誰とでも通信できる」ということです。

P2Pへの参加者が100人であれば、ほかの99人と直接通信を行えるネットワークの構造なのです。

では逆に、そうでない例として、クライアントサーバ型のネットワークを見てみましょう。

P2Pでないネットワークの構造

P2Pでない例として、クライアントサーバ型のネットワークをあげましょう。

Webサイトをイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

これが、クライアント-サーバ型のネットワークです。

  • クライアントはサーバーに対して要求を送る
  • サーバーはクライアントに対して返答する

といったモデルです。

P2Pとの違いは、クライアントとクライアントが「直接的に」通信することがないということです。

例えば、この通信方式で誰かに電話を掛けたいのであれば、サーバーを一度挟む必要があるということです。

P2Pのメリット

P2Pは、サーバーがいらないという点で、主に二つのメリットを生みます。

P2Pのメリット
  • 管理者がいらない:偉い人がいない
  • ゼロダウンタイム:システムがダウンしない

それぞれ紹介します。

管理者がいらない:偉い人がいない

P2Pの一番の特徴であり、メリットでもあるのがこの「管理者がいらない」ということです。

つまり、「ネットワーク内に偉い人がいない」「みんな同等の立場である」ということ。

なので、誰かがデータを独占して管理したりするということがありません

みんなの情報はみんなで管理するのです。

一方、クライアントサーバ型では、データはすべてサーバに保存されていることが多いため、いざとなれば管理者によるデータの改ざんや消去ができてしまいます。

その点、管理者自体がいないP2Pでは、そういったデータの改変をできなくします。

ですが、これは逆に言えば、一度流してしまった情報は取り消せないという大きな問題ともなりえます。

いってしまえば、メリットにもデメリットにもなりえる強力な特徴なのです。

ゼロダウンタイム:システムがダウンしない

クライアントとサーバで構成されたシステムでは、サーバがダウンすることによってシステムが停止します。

よく「〇〇のサーバがダウンしてが使えない」とかありますよね。

このシステムが停止している時間のこと「ダウンタイム」といいます。

驚くべきことに、P2Pネットワークでは、ダウンタイムが限りなく0に近いという特徴があります。

それは、利用者が数人いなくなったところで、大規模なP2Pのシステムには何ら影響がないからです。

P2Pを利用したアプリケーション例

通話アプリ

SkypeLINEといった通話のできるアプリも、P2Pを利用しています。

ユーザ同士で、サーバを介さず直接を通信を行います。

ファイル共有ソフト

μTorrentBitTorrentといった、ファイル共有ソフトもP2Pを利用しています。

P2Pに参加しているユーザ同士でファイルを共有するソフトです。

違法ファイルの共有に使われるといった、少しグレーな部分もあり話題になりましたが、ファイル共有ソフト自体は悪いものではありません。

仮想通貨

Bitcoinといった、仮想通貨の仕組みにもP2Pが利用されています。

詳しく言えば、「ブロックチェーン技術」に必要不可欠なのです。

取引データをサーバだけで管理するのではなく、P2Pに参加しているユーザ全員で管理することにより、セキュリティを強化しています。

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以上「P2Pとはなにか?ブロックチェーンにも使われている技術を解説!」でした!

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